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ハワイ行き初の国産LCC!ZIPAIRの料金は本当に安いの?!

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交通情報
2018年8月 ワイキキ上空
この記事は約11分で読めます。

こんにちは!このページに来られたということは、あなたもハワイに恋してるんですね!?
私もハワイに恋してます!

コロナが収束したらハワイ旅行行きたいね!

うん!でも仕事が減って収入も減ったから、安く行く方法は無いかな?

そんなあなたも聞いた事があると思います。

ZIPAIR Tokyo

2020年12月19日から成田~ホノルル路線を就航させてくれた、国産初のハワイ行きLCCです。

LCCと言えば、PeachやJetStar、SKYMARKなど、国内線やハワイ以外の国際線でもイメージが着く通り、フルサービスキャリアより運賃が安いことで有名です。

そんなLCCがハワイ路線を就航したと言うことで、本当に安く行けるのか調べてみませんか?

コロナ感染症の影響で旅行代理店のツアーが軒並み催行できない状況ですが、ハワイへの渡航は陰性証明書の取得・提示を条件に受け入れられています。
ただし、ツアーは催行されていないので、個人手配で行くことになります。

これまで個人手配で13回の海外渡航歴がある筆者が、ZIPAIRを利用したハワイ行き航空券の料金体系と注意点をお伝えします。

この記事を読めば次のようなメリットがあります。

  • コロナ収束後に海外旅行へ行く時に、ツアーを使うか、個人手配で行くか選べる様になる
  • ZIPAIRのハワイ行き航空券を使った旅費が安いかどうか分かる
  • ZIPAIRとフルキャリア航空会社のサービスの違いが分かる

結論としてはZIPAIRを使うと時期によってはハワイアン航空よりも3万円近く安くハワイへ行けます!

それでは詳細を説明していきますので、最後までよろしくお願いします。

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ZIPAIRの運賃

現在、2020年12月~2021年1月までの運行スケジュールしか公開されていませんので、その期間でのサンプルで検証してみます。

現在は定期便が復活しているため、公式ホームページで料金検索が可能です。
※時期・日程により値段は変動します。

サンプルケース1

往路

出発:2021年1月16日(土)20:15 成田発 ZG002便

到着:2021年1月16日(土)07:55 ホノルル着 (飛行時間:6h40m)

復路

出発:2021年1月24日(日)09:55 ホノルル発 ZG001便

到着:2021年1月25日(月)14:30 成田着(飛行時間:9h35m)

航空券運賃

往路

座席クラスStandardZIP Full-Flat
運賃\27,275\67,275

復路

座席クラスStandardZIP Full-Flat
運賃\22,136\60,651

合計

座席クラス往復Standard往復ZIP Full-Flat往路Standard,復路Flat往路Flat,復路Standard
運賃\49,411\127,926\87,926\89,411

往復Standardの場合、運賃は5万円以下です!この記事を参考にしてスマホの契約をRakutenにすれば、それだけで毎年航空券が手に入るようなものですね!

片道フルフラットシートにしても9万円を切る設定は確かに安いと思います。

上記運賃に含まれるものは次の通りです。(諸税・料金合計\10,565)

  • 旅客サービス施設料金(\2,130)
  • 旅客セキュリティサービス料(\530)
  • 国際観光税(\1,000)
  • APHISユーザー料金(\419)
  • 通関手数料(\634)
  • 国際輸送税(\4,042)
  • 連邦検査料(\741)
  • 旅客民間航空セキュリティサービス料金(国際)(\593)
  • 旅客施設使用料(\476)

※現在、燃油サーチャージは原油価格下落により設定無しです。原油価格次第で、今後加算される可能性は有ります。

ちなみに、同じ日程でハワイアン航空の料金を調べると往復エコノミーで約9.2万円、往復ビジネスクラスだと約24.6万円でした。

機内持ち込み手荷物

ZIPAIRとハワイアン航空の機内持ち込み手荷物を比較します。

意外にもサイズ規定はZIPAIRの方が若干大きなものまで無料になります。

ただし重量規定の7kgは鞄込みとなるので、受託手荷物に預けられないリチウムイオン搭載のモバイルバッテリーや機内エンタメ用のタブレットなどを考慮すると$32を追加する可能性が高いと思います。

しかし、荷物は2個までOKとなるので頭上の荷棚には機内での利用頻度が少ない物を入れておき、小さめのバッグを足下に置くなどの融通が利きそうですね。
(大手キャリアでも大きめのバッグに小さなバッグを入れておいて、小さなバッグだけ足下に出すという技も有ります)

空港に着いてから重さを気にするのが嫌な方は下の写真のようなラゲッジスケールを持って行けば、ホテルでパッキングしながら重さの目安がわかるので便利ですよ。
これ自体の重さは約90gしかないので、機内持ち込み荷物に入れていても気にならないレベルですね👍

ZIPAIRハワイアン航空
サイズ規定1個目:55cm×40cm×25cm
2個目:45cm×35cm×25cm
55.9cm×35.6cm×22.9cm
最大重量合計7kgまで無料。
7kg超過の場合追加料金$32で
2個の合計12kgまでOKとなる
11.5kg
無料個数重量越えなければ2個まで1個

受託手荷物

続いて受託手荷物を比較します。

ZIPAIRハワイアン航空
エコノミー
ハワイアン航空
ビジネス
サイズ規定3辺合計203cm3辺合計157cm3辺合計157cm
最大重量32kg23kg32kg
無料個数0個2個2個
料金(1個あたり)14kgまで:$41
23kgまで:$50
32kgまで:$59
(最大5個)
3個目以降1個あたり
日本発:\15,000
ハワイ発:$150
3個目以降1個あたり
日本発:\15,000
ハワイ発:$150
重量超過料金32kg以上:不可23kg以上32kg以下
日本発:\5,000
ハワイ発:$50
32kg以上45kg以下
日本発:\40,000
ハワイ発:$400
45kg以上:不可
23kg以上32kg以下
日本発:\5,000
ハワイ発:$50
32kg以上45kg以下
日本発:\40,000
ハワイ発:$400
45kg以上:不可
サイズ超過料金203cm以上:不可3辺合計203cm以下
日本発:\15,000
ハワイ発:$150
203cm以上:不可
3辺合計203cm以下
日本発:\15,000
ハワイ発:$150
203cm以上:不可

スポーツ用品

ハワイといえばサーフィン・ゴルフ・トライアスロンなどでアクティブにリゾートを満喫する方も多いでしょう。

そんなあなたの大事なスポーツ用品も預けることができますよ。

ZIPAIRハワイアン航空
サイズ規定①1辺の長さが200cm以下の
サーフボード、
ゴルフ用品、
スキー、スノボ用品
②1辺の長さが200cmを
越える大きなサーフボード、
自転車
最大長:292cm
最大重量:23kg
料金①$64
②$100
日本発:\15,000
ハワイ発:$150

ZIPAIRの方が規定も緩く、料金も安いですね。

サンプルケース2

2022年4月時点の状況で、もう一つサンプルケースを作っています。

こちらはYouTube動画での解説をしていますので、動画でご覧下さい。

注意点

これまでの運賃比較では大きなメリットが感じられたと思います。

しかし、安いからには訳が有りますのでここからは注意点について解説していきます。

予約の変更・払い戻しは不可

大手フルサービスキャリアでは手数料を支払えば可能になる予約変更や払い戻しが、ZIPAIRでは一切できません。(大手キャリアでも、一部の格安クラス航空券は変更・払い戻し不可ですけどね)

座席指定は有料

家族でハワイに行く方も多いでしょうから、座席が離ればなれになるのは困りますよね。

ZIPAIRでは座席指定可能ですが有料となっています。

また、Standardクラス(エコノミー)の場合は座席の位置によって、指定料金が異なります。

 StandardZIP Full-Flat
(1)非常口または最前列座席

日本発:\6,000

ハワイ発:$55

日本発:\1,500

ハワイ発:$14

(2)前方通路・窓側座席

日本発:\2,500

ハワイ発:$23

(3)後方通路・窓側座席

日本発:\2,000

ハワイ発:$18

(4)リクライニング不可座席

日本発:\500

ハワイ発:$4

(5)その他の座席

日本発:\1,500

ハワイ発:$14

機内食は有料

LCCでは機内食が有料なのは当たり前のようになっています。

しかし、空港のラウンジを使って旅行できる人にとって、機内で寝るタイミングを逃しがちな機内食の提供は無い方が良いと思うのではありませんか?

そういう方は搭乗前にしっかり食べて、機内で爆睡しましょう。

ラウンジを利用できない方も、事前に予約をすれば有料で機内食を提供してもらえます。

アメニティーは有料

スリッパ、耳栓、アイマスクなどのアメニティーも有料での提供となります。(事前購入が必要)

これらは100円ショップなどで手に入りますので問題ないと思います。

機内TVは無し

ZIPAIRの座席にはFull-Flatシートを含めて機内TVがありません。

代わりに機内インターネットは無料となっています。

通信速度については利用人数や衛星からの電波状況により変動しますので、運次第です。

一部のサイトには接続制限が掛かるということですが、メールやSNSなら問題無さそうです。
(制限が掛かるサイトは具体的に開示されていません)

現状はマイル加算無し

詳細時期は未定ですが2021年中にJALマイルとの提携が予定されています。

JALとの提携は流石、親子会社といったところ。早く提携開始日程が決まって欲しいですね。

独自のマイレージプログラムも無いので、現状はマイルは何も貯まりません

2021/4/1、ポイント会員サービス「ZIPAIR Point Club」がスタートしました。
詳細は別記事で紹介予定ですが、このポイントサービスで貯まる「ZIPAIR ポイント」はJALマイルと相互利用ができることになりました!

①ZIPAIRポイント 2ポイント→JALのマイル 1マイルへ交換

②JALのマイル 1,000マイル単位の交換は1マイル→ZIPAIRポイント 1ポイントへ交換

③JALのマイル10,000マイル単位の交換は1マイル→ZIPAIRポイント 1.5ポイントへ交換

※②、③の交換は最低3,000マイルから。

有料オプションがセットされたサービスパッケージ

座席指定をはじめとする各種有料オプションをいくつかセットされた、サービスパッケージが3種類用意されています。
それぞれ別々に購入するよりもお得になりますので検討してみてはいかがですか。

座席指定表で(2)か(3)の席を取れたらお得度がアップしますね。

 ValueBizPremium

事前座席指定※1

\1,500~\2,500

機内持込手荷物(5kg)

$32

 

受託手荷物(23kg)

$50

 

機内食※2

\1,100~\1,400

 

アメニティ

\2,500

  

パッケージ料金合計例

(日程により変動有)

\7,200\4,800\10,500

※1.座席指定表の(1)と(4)は対象外

※2.選択できる機内食は次の通り

  • 牛丼(\1,100)
  • 鶏そぼろ丼(\1,100)
  • バターチキンカレー(\1,100)
  • スパイシーチキンライス(\1,100)
  • ベジタブルペンネ(\1,100)
  • 鶏もも肉のグリル レモンガーリッククリーム添え(\1,400)
  • ほうれん草とクリームソースのチーズラビオリ(\1,400)
  • Wチーズがけミートボールトマトソース(\1,400)
  • ハヤシライス(\1,400)
  • 豚肉のマッシュルームクリームソース(\1,400)

まとめ

いかがでしたか?

サンプルケースの日程で比較した結果をStandard運賃でおさらいすると次の通りです。

 ZIPAIRハワイアン航空
Standard往復運賃\49,411\91,307
機内持込手荷物$32(約\3,300)×2無料
受託手荷物(23kg)$50(約\5,200)×2無料

座席指定料

\1,500×2無料
機内食\1,100+\1,400無料
合計\63,411\91,307

価格差は約2.8万円という結果になりました。

ハワイアン航空は機内の安全ビデオやアメニティなど随所にハワイを感じられるので、一度は乗ってみたいです。そこに2.8万円の価格差を毎回見いだせるか?というのは人それぞれ考え方があると思います。

ハワイアン航空も年末年始に諸税抜き価格ですが往復\61,000~というキャンペーン※3を開催していたので、そういう時なら価格差は小さくなると思います。
※3.旅行期間:2021/4/1~4/27、5/4~7/15、8/26~10/31の料金設定でした。
予約申し込みは2021/1/5に終了。

ZIPAIRも繁忙期の最大料金(片道)はFull-Flatで~\535,000、Standardで~\392,000と超高騰する見込みなので、結局は閑散期に安いという構図はフルサービスキャリアと同じですね。

結論として、次のような人にはZIPAIRの利用価値有りと判断しました。

  • 1円でも安い運賃でハワイに行きたい
  • 機内食はどうせ食べないからゆっくり寝たい
  • 機内エンタメは自分のスマホやタブレット、PCで充分
  • 新しい路線就航したら乗らずに居れない
  • 大型のスポーツ用品を持っていく
  • スーツケースの3辺合計が157cmを越える
  • お手頃価格のフルフラット席でのびのびと機内を過ごしたい
  • ハワイに行くと決めたら日程を変えるなんてあり得ない(コロナ渦以外)

たまに行くハワイ旅行、機内のサービスも存分に味わいたい方は、いつも通りJAL,ANA,ハワイアン航空などのフルサービスキャリアをご利用ください。

機内を快適に過ごすためのアイテム

足のむくみ防止にはフットレストや着圧ソックス、寝やすい姿勢を作るためにはうつ伏せ寝ができるエアー枕がオススメです。
(エアー枕はビジネスクラス・プレミアムエコノミーではほぼ無意味です。エコノミークラスの時に効果を発揮します)

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