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スマホ上級者はプリペイドSIMでハワイ旅行の通信費節約!

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ネット環境
2018年8月 早朝のデュークカハナモクラグーン
この記事は約7分で読めます。

こんにちは!このページに来られたということは、あなたもハワイに恋してるんですね!?
私もハワイに恋してます!

この記事は私のハワイ旅行時やこれまでのインターネット環境を思い返して、おすすめランキングの第5位【プリペイドSIM購入】について詳細な説明をしていきます。

次の3点について当てはまる人はプリペイドSIMで通信費を抑えることができる可能性があります。

  1. 使っているスマホの機種名が言える
  2. 格安SIMを使ったことがある(使っている)
  3. 格安SIMを自分で設定したことがある

もちろん、「プリペイドSIMって何?」という方にも分かるように、メリット・デメリットを交えて紹介しますので最後までよろしくお願いします。


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オススメ5位の理由 <スマホ上級者向けだから>

日本でプリペイドSIMは、あまりなじみの無い方が多いと思います。
海外では割と一般的に使われているようですが、利用、選択においての注意点・デメリットが多く、スマホ上級者向けだと思うので5位としました。

私自身は2018年にハワイへ行った時に利用しましたので、その感想も交えてご説明していきます。

特徴と代表的な料金プランを表にまとめました。

 プリペイドSIM(料金は一例)
通話可(アメリカ国内のみ)
SMS可(アメリカ国内のみ)
通信可(プランによる)
5日\2,300
10日\3,410
30日\7,180
サポート×(無し)

メリット

プリペイドSIMのメリットは次の2つです。

  • 通信量と日数が希望と合えば安価
    (私が2018年のハワイ旅行時に購入したのは、データ通信のみ、3GB/15日間で¥2,250というものを夫婦で2枚購入して7泊9日を余裕で過ごしました)
  • 充電を気にするのはスマホ本体だけで済む

デメリット

デメリットや注意点は次の通りです。

1.料金プラン選択肢の自由度が低い

商品によりますが、料金プランはいくつかのパターンしか用意されていないことが多いです。
日数、容量、金額、通信エリアを総合して検討する必要があるので、初心者にはプラン選択が難しいです。

2.設定マニュアルは簡易的な物が多い

設定マニュアルが紙で入ってくる商品もありますが、パッケージに英語で記載された手順で現地に着いてからアクティベーション(認証)作業を行うものなど、様々です。初心者には利用開始手続きが難しいです。
格安SIMの設定をしたことがある人にとっては、すでに経験済みと言えるので簡易マニュアルでも設定できると思います。

3.現地到着まで設定確認ができない

日本に居る時は、当然ハワイの通信会社の電波を受信できませんので、開通確認を行うことができません。
飛行機が着陸して通信機器が使える状態になった後のドアが開くまでの時間を使って、機内で急いで認証作業を行わなければ通話機能は使えません。
(データ通信だけなら空港のFree WiFiでも対応可能ですが、利用できる場所は事前に確認要)

4.DSDS※1やDSDV※2、DSDA※3といった仕様のスマホ以外はSIMの入れ替えが必要

日本で利用しているSIMカードがスマホに入っているので、ハワイに到着するまでに現地用SIMを装着しておくのがオススメです。
この時、ご利用のスマホにSIMカードが1枚しか入らない仕様の場合は日本のSIMと入れ替える必要があります。
こちらも、格安SIMを使ったことがある人は経験済みなので問題ないと思います。

帰国後に必要な日本のSIMを旅行中に紛失しない様に気をつけなければなりません。
また、狭い機内で小さなSIMの出し入れをしていると、万一落とした時に見つけるのが大変です。
プリペイドSIM利用の場合は、こういったトラブルを避けるための注意が必要です。

5.自分のスマホが現地の電波に対応しているか事前確認が必要

日本とハワイでは同じ4G(LTE)通信でも、使っている電波の周波数(バンド)が異なります。
プリペイドSIMを使って通信を行う時はハワイで使用されている電波に、自分のスマホが対応しているか確認が必要です。
スマホメーカーのホームページで仕様一覧の中に”バンド”や”通信方式”と書かれた部分があります。下の表に記載されたアメリカの通信会社のものに最低1つ、できれば2つ以上対応していることが望ましいです。
ご覧の通り日本とアメリカでは周波数が全く一致していないので、日本専用に設計されたスマホの場合はハワイで使えない可能性があります。
(特に廉価版モデルは対応周波数が少ないので注意が必要です⇒参考記事
 
通信会社 GSM(3G) LTE(4G)
AT&T(アメリカ・ハワイ) Band 2/5 Band 2/4/5/17/30
T-Mobile(アメリカ・ハワイ) Band 2/4 Band 2/4/12/66/71
ドコモ(日本) Band 1/6 Band 1/3/19/21/28/42
au(日本) 2022年3月停波予定 Band 1/3/11/18/26/28/41/42
SoftBank(日本) Band 1/8 Band 1/3/8/11/28/41/42
Rakuten UN-LIMIT(日本) 無し Band 3/18
(表中、赤字がメイン周波数で青字がサブ周波数です)
(各バンドに対応する周波数”○○○MHz”や”○.○GHz”は省略しています)

6.基本的に通販の為、相談できる人が少ない

プリペイドSIMは現地の通信会社や量販店で購入することもできますが、空港~お店まで通信できないのは不便です。

従って出発前に予め日本の通販で購入しておくのがオススメです。

海外向けなので、当然docomoショップやauショップでは販売しておらず、どのプランが良いか?どこの商品が良いか等、相談できる人が居ません。

通販サイトのクチコミやSNSの情報を参考にする程度しか無いので、そういった調査が苦手な人には向いてません。

旅行先、期間を問い合わせフォームから連絡いただければ、ご希望に添った選定をさせていただきます。お気軽に相談ください。

7.知らない人から電話が掛かってくる事がある

プリペイドSIMに割り当てられてる電話番号は、前の利用者の契約が終了すると次の利用者のSIMに設定される様です。
番号指定も出来ないので、前の利用者に掛けているつもりの見知らぬ人からの着信があるという経験談も良く聞きます。
私がプリペイドSIMを使った時にはそういった着信無かったので、これについては「そういうもの」と割り切って使うしかないです。

以上、たくさんの注意点や技術的な知識が必要なプリペイドSIMです。
日本は大手の携帯キャリアが店頭で手厚いサポートをしてくれたり、少し前まではSIMロックが当たり前でした。自分でSIMを選んだり、スマホに装着したこと無い方が大勢いらっしゃると思います。
格安SIMへ乗り換えた経験のある方は、周波数(バンド)の知識があれば問題なく利用できると思います。
上記の注意点、デメリットを乗り越える自信が無い方はプリペイドSIMでの通信を見送った方が良いです。
せっかく楽しみに行くハワイですから、トラブルで時間取られるのは勿体ないですもんね。

まとめ

いかがでしたか?

私は過去の経験からデメリットに挙げた項目を自分で消化したり、調査することができるので2018年夏のハワイ旅行ではプリペイドSIMを利用しました。
Googleマップを使ってレンタカーのカーナビ代わりにしたり、テザリングを使って家族のスマホでもデータ通信できるようにして7泊9日を満喫しました。

知識があればモバイルWiFiルーターのように充電や重さを気にせずに快適な通信環境を構築できることは確認済みですので、知識を身につけて準備しておくこともオススメです。

もし、プリペイドSIMに挑戦しようと思っている方で、ご自分のスマホが現地で使えるか分からない・・・という方はお問い合わせフォームよりコメント下さい。できる限り調べて返信します。
なお、問い合わせ時は以下の情報を記載願います。

  1. スマホの機種名
  2. SIMロック解除済かどうか(分からなければ不明としてください)
  3. 旅行先(国名、都市名)
  4. 旅行日数(○泊△日)
  5. 旅行中1日当たりの通信量または旅行期間中の総通信量

用語解説

※1 DSDS・・・DualSim-DualStandbyの略。スマホ本体に2枚のSIMカードが入れられる仕様。
片方のSIMで(4G)データ通信中にもう一方で(3G)通話の着信があった場合に知ることができます。
通話を受けたら、通話終了までデータ通信ができない状態に切り替わります。

※2 DSDV・・・DualSim-DualVolteの略。スマホ本体に2枚のSIMカードが入れられる仕様。
片方のSIMで(4G)データ通信中にもう一方で(4G)通話の着信があった場合に知ることができます。
通話を受けたら、通話終了までデータ通信ができない状態に切り替わります。
DSDSとの違いはデータ通信と通話両方に高速4G回線が利用できる点。

※3 DSDA・・・DualSim-DualActiveの略。スマホ本体に2枚のSIMカードが入れられる仕様。
片方のSIMで(4G)データ通信中にもう一方で(4G)通話の着信があった場合に通話することができます。
通話中もデータ通信できる状態が継続します。

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